-rest#other side-

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ウィル「盗み聞きとは、 全く…大した趣味だな。」 レヴィ「あはは… それ程でも…。」 褒めてないっ! どこかで聞いたことのある やり取りに、 ウィルは心の中で しっかりと終止符を打った。 レヴィ「まぁ… わざとじゃないんですが…」 ウィル「ふん…意図的に したと言ったなら、 今すぐに国境の番にでも とばしてやるところだ。」 レヴィ「あはははは… それだけは勘弁して下さいよ。 そんな事したら、 ウィルも困るでしょう?? 俺がいなくて。」 ウィル「フ…すぐにでも 代わりを用意するまでだ。」 ウィルはしてやったり顔で、 レヴィンに目をやる。 レヴィ「おっと… 少しがっかりですねー… 俺、泣いちゃいますよー?」 ウィル「よく言う…。 怪我しようとどうしようと、 今まで人前で泣いたことなど 一度もないくせに… これは見物だな。」 .
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