Ambiguous Night

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────ウィル自室にて 時刻は20時。 ウィル様晩餐後の、 アリアの給仕の時間だ。 コンコン… 部屋に小さく ノックの音が響きわたる。 ウィル「…入れ」 アリア「…失礼致します……」 アリアは先刻の事での 気まずさと、 相変わらずの ウィルの低い声に ドキドキしながら おずおずと入ってきた。 ウィルの方も中々、 渋い顔をしている。 顔立ちの表現と同じく。 双方全くさっきから 顔を合わせようとしない、 というより寧ろ、 合わせきれない という御様子だ。 .
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