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アリアの異変に気付き、
ぐいっと迫る、メル。
メル「あぁ~っ♪
やっぱりなんかあったんだ?!?
正直に教えなさ~い(黒)♪」
えっ…(黒)って……?!
アリア「いっ…い……
いつものメルじゃなーい!」
半泣きで走り逃げ出すアリア。
某アニメの5才児童達が
よく言っている
言葉を発しながら。
メル「あっ…!!
こらぁぁ~アリアー!
逃がしはせんぞぉ~!」
それを両手を振り回しながら
追い掛けるメル。
某大怪盗を追っている
刑事さんのように。
二人はバタバタと
廊下を駆け回った結果、
シモンさんから
キツ~いお叱りを受けたそうな。
今このように平凡な宮中の
誰一人として、
迫り来る嵐を
予期する者はいなかった。
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