-発端-

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「アリアーっ!起きて起きて!! 朝礼が始まるよーぉっ💦」 ここは仮眠室。 その名の通り、 使用人が寝泊りする部屋だが、 決してホテルのような 豪華なつくりでもなく、 二段ベッドがぎっしりと 詰め込まれた部屋だ。 「うーん…あと5分だけぇ」 「もーうっ! の○太君じゃないんだからー! 早く起きないと、 朝食抜きにされちゃうよー?」 ガバっ! 「それだけはかんべーん💦」 その一言ですぐ様起き上がり、 私はわずか1分足らずで 身支度を完了した…! 「流石だねー♪ 食べ物の事になったら、 誰にも負けないもんねー♪」 「あはは…💦 褒められてるんだか、 けなされてるんだか。」 そんな会話をしながら、 二人で朝礼が行われる控え室に 急ぎ足で向かうのであった。 .
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