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よよよ、よかったー…
そのまま静かに
布団に手を延ばし、
ウィル様の肩あたりまでに
しっかりと掛けて差し上げる。
…が
「…んっ……」
がしっ
「え?……!きゃあっ!!?」
ばふっ
え え え ?
何が起きたの?と一瞬
状況理解できないアリア。
でも、
どんな状況に陥っているか、
すぐに分かったようだ。
「…!?…?…?!?」
体に伝わる程よい熱。
両手でがっちりと
締め付けられる自分の体。
目の前には先ほどより
僅かだが心地良さそうな
王子様の整った寝顔。
「…なにーーっ!?!?」
.
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