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さて、と
それなりの忙しさに見舞われるだろう事態に、
気合を入れてパチパチっ、と頬を叩くアリア。
「よぉーし…
私たちも行こっか、メル。」
「……」
「…メルー?」
「…え?」
「??…どうかした?」
「ううんっ、ゴメン!
あまりの事態にびっくりしちゃって。」
「ほんとビックリだよ。
王様の気まぐれなのかなー…?
ま、気にしても仕方ないし、
私達も急ごっか。」
「う、うん!」
「……」
メルの様子が気になりながらも、
アリアほしっかりと真剣な面持ちで
メルとならんで
ぱたぱたと仕事場へと駆けていった。
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