-出会い-

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エイチェさんについて行き、 暫く歩いていくと 見たことのない お城のエリアに来た。 私達三人は、 いつも仕事をしていた 控え室と同じような 第二の控え室に着いた。 中に入るとすぐに、今まで だんまりだったエイチェさんが やっとその口を開いてくれた。 「さて、本日より貴女達は 主にここで働いてもらうことに なりますね。…と、 ここのマネージャーは 私ではないので、今後の指示は 新たなマネージャーさんに 従ってください。 多分、そろそろこちらに現れる と思うので、ここで大人しく 待機していて下さい。 …それでは、私はこれで。 二人の活躍を期待してますよ。」 エイチェさんの今までにはない にっこりお日様的微笑み。 私達はまた二人して驚いた。 でも、驚きと同じくらい 嬉しさも大きかった。 「「はいっ!!!頑張ります!!!」」 二人の不安はこの時、 エイチェさんのお陰で 多分どこかに吹っ飛んで しまったみたいだ。 .
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