:＊†No Title†＊:

-最悪とはまさに-

へぇーっ､この人が例の…
THE･使用人って雰囲気､
バリバリ漂ってるなー｡

「いやー元気ですねー｡
羨ましい限りです｡」

「お、お恥ずかしい所を
お見せしました…あ、えと;」

「初めまして｡
私は鴟捫-恪勤(シモン･カキン)
と申します｡
王室使用人の取締役を
させてもらっています｡」

「初めまして｡
アリア･セルベインです｡
えと…珍しいお名前ですね｡」

「はいー｡実は私の祖父が
東の大陸出身で｡文化も言葉も､
全くこの王国とは
異なるものなんですよー｡」

「へーそうなんですかー…」

…なんか
拍子抜けしちゃうなー｡
話し方というか物腰というか…

だって､エイチェさんのように
恐い…オーラ発してないし｡

学校の頼れる先生!!
って感じだ｡

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