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皇太子様のお世話役を
することきなったメイドさんは緊張と不安を抱え、
あまり良くない顔色で
スタ、スタと歩いていく。
先行く男性に
遅れを取らない程度に、
重い足を動かし付いていく。
(ゔ…さっき迷った当たりだ。
なんとなく、そろそろだな…;)
一人苦い笑みを浮かべる。
周りは既に豪華キャスト。
家具、花、飾り、ect…が勢揃い。
と、思っているとシモンさんが
ある扉の前で足を止めた。
うわ…もう着いちゃったよ。
焦る気持ちは未だ抑えられず;
.
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