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彼につられて私も
たじたじと自己紹介をした。
「私は…
アリア・セルベインと申します。
さっきはその…
ありがとう、ございました。」
そう言って彼と軽く握手した。
「あはは!
困った時は、お互い様だって!
それよりも、
少しは気持ち晴れたみたいで
こっちも安心した。」
そういってまたケラケラと
笑い出し、握手した手を上下に
ブンブンと振った。
太陽みたいに明るくて、
本当に庭師って称号が合うなぁ
と一人思う。
植物や人をサンサンと照らす、
明るい太陽のような
笑顔の持ち主と言った所か。
エルは私の心の雨空晴らし、
太陽のように
元気を与えてくれた。
ありがとう、と
心の底から感謝した。
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