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無駄に気疲れしながらも、
やっと自室らしき部屋の前に
たどり着いた。
ちょうどもうすぐ5時半…
「ここがウィル様の自室です。
場所は、もう覚えましたね?
では、他の用がありますので
私はこれにて。」
「─はい………?
って、えぇ??また消えたよ…」
絶対に忍者だよ…も~…
シモンさんて、
結構な放置主義者だな(←?)
と一人思っていると、いつの間にか
時計は五時半を指していた。
「ま、まずいまずいっ;」
複雑な気持ちを抱えながらも、
考えていても仕方がない…と
一つ深呼吸して、
王子、ウィル様の部屋のドアを叩いた。
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