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アリア「スペランツァですねっ?
かしこまりました♪」
私は無駄に張り切っていた。
なぜって…
このお茶は…
…と。
お茶を入れてるその間。
ちらっとウィル様を
窺ってみる。
部屋に入って、
ずっと気になっていた事。
アリア「ウィル様。
お茶が入りました…」
カチャ…
社長室に置いてあるような
見るからに
執務をしますっ
…って感じの、
黒茶の机の上に
煎れたてのお茶を置いた。
ここは自室ですが…
ウィル「ん? あぁ…」
そう言って
今まで手にしていた物を
ことん、と出窓に置く。
彼が置いた物は、
黄色い小さな水差。
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