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はぁっ、と息を整えて
彼女は言葉を発した
「こんにちは、はじめまして!
私、メル・シルヴァーといいます。
これからよろしくね。
えーっと、アリアちゃん…?」
「ぁ、はい!改めましてっ!
アリア・セルベインです。
こっ、こここ、こちらこそっ
これから色々とご迷惑を
かけてしまうと思いますが、
なにっ、なにとぞ!なにとぞ
宜しくお願い申し上げます!!」
私はまるでお人形さんみたいに
綺麗で可愛いメルに、
不覚にもドキドキしてしまい
しどろもどろしてしまった。
だって…本当に
絵本の中から飛び出して来た、
お姫様みたいなんだもん。
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