第2章

2/3
前へ
/10ページ
次へ
俺とあいつはドアを挟んで背中合わせ… しゃっくりまじりの泣き声…膝を抱えて背中合わせ。 すっかり疲れた二人の泣き声。 「今でも俺を笑わせるつもりかラフ・メイカー?」 「当たり前だ!それだけが生き甲斐なんだ!笑わせないと帰れねぇ」 本気見たいだな……よし!! 「今ではアンタを部屋に入れてもいいと思えたが 困ったことにドアが開かない。 溜まった涙の水圧だ 悪いがそっちから押してくれ 鍵なら既に開けたから」 返事がない… 「"うん"とか"すん"とか言ってくれ!!どうした?おい!!まさか!!」 .
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加