-知らせ-

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その沈黙の空気を破ったのは後藤だった。 後「なぁー・・・福徳。中島って・・・覚えてる?」 福「えっ?中島・・・?」 なんか聞いたことあるなぁ・・・。 後「中島加世。女の・・・。」 福「あ~!あいつかぁ!おったなぁ。中島がどうしたん?」 後「・・・・・。あいつなぁ・・・・・死んだんやって。」 そう・・・それはあまりにも唐突すぎることだった。 福「・・・・・えっ。本間なん・・・?!それ?」 後「・・・うん。このことなぁ・・・。村上から聞いてん。あいつさぁ、いくらなんでもこんな嘘つかへんやろ? それになぁ・・・・・。この前、村上にお墓の場所教えてもらって行った・・・。」 福「・・・そう・・・なんや。 初めて・・・聞いたわ。教えてくれてありがとうな・・・。」 後「・・・・・。おぅ・・・。」 中島かぁ・・・。 懐かしい・・・・・なぁ。 俺の初恋の人・・・。 でも・・・。 あいつがまさかなぁ・・・。 あんな・・・元気やったのに・・・。 _
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