最終鬼畜女クラスメートS

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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 その夜。 「うっうっ………」 僕は、枕を涙で濡らしていた。 結局あの後彼女に一日中振り回され、声優さんのイベントも見に行けなかった。 そればかりか、事あるごとに奢らされ、財布もほぼスッカラカン。 畜生……鬼畜メガネめ……いつか絶対復讐してやる……。 「うっくっ……うわぇい……」 人語かどうかすらわからない声を上げながら泣き続ける僕。 ……惨めだ。 いっそのこと、このまま泣き続けて脱水症状で死んでしまおうか。 何日くらい泣けばいいかなぁ。 「にいにい?ちょっと勉強教えて欲しいんだけど……」 そんなことを考えていると、ノックの音と同時に誰かが入って来た。 ……ノックの意味、無くない? 「ってうわっ、何で泣いてんの?」 入って来たのは中学2年の妹、響(ひびき)だった。 泣いている僕を見て、顔を引き攣らせている。 「気持ち悪っ……」 ……世の中の男性諸君? これでわかったかな? 妹萌えなんて、幻想なんだよ。悲しいけど、これが現実さ。 あはは………。
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