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休み時間。
授業の始まる３分前。
｢ああっ！！｣
翔太が叫んだ。
水着を忘れてしまったのだ……
｢そんな……
絶好のプール日和なのに……｣
翔太が落ち込んでいると…
｢ほら、僕の貸してあげるからいってきなよ。｣
と後ろから晶がしゃべりかけてきた。
｢でもそんなことしたらおまえが……｣
｢いいんだよ。それに僕、プール入れないし……｣
｢は？なんでだよ！！｣
そう質問すると晶は表情を暗くして答えた。
｢僕は一回水関係で死にかけたんだよ……１０歳のときにね……｣
｢……えっ？｣
翔太は驚いた……
そして一つの結論が出た。晶は夏じゃないのかと……
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