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機
今日も早めに学校を切り上げ、家に帰ってきた。遅くまで学校に残っていてもやることもないし、無駄な時間を過ごすくらいなら、と脇目も振らず帰ってきた。
とは言っても家ですることもない。予習をある程度こなしたら暇になってしまう。
手持ち無沙汰に携帯を開くと、一件の着信があった。メールのアイコンが画面上に跳ね回っている。
また迷惑メールでもきたのだろう、と猜疑心のみで受信箱を開くと、見慣れない文字の羅列。
「アドレス…?」
そう、それはアドレスだった。ご丁寧に直ぐ下に説明文まで載っている。
『つっちゃんのサイト発見☆俺のサイトにも来てね』
つっちゃんというのは私の事だろう。たった一人そう呼ぶ人物に心当たりがある。
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