第二章

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 「さて、今日は莉緒くんがめでたく隊士になった日だ!!今日は無礼講だ!!」  「「「おぉ~!!」」」 近藤局長のこの一言で歓迎会というなの飲み会が始まったです。  「莉緒は、飲むなよ。」 一は、どこから持ってきたのか、一升瓶があったです。僕は、手を出したです。  「ありがとう。」 そういって、一は僕にお酒をつがせてくれたです。一は、それを一気飲みしてしまったですね。  「うまいよ。」 そういって、一は僕の頭を撫でてくれたです。僕は、一が頭を撫でてくれるときが大好きです!!  「莉緒?」 僕は、沖田・・・じゃなかった総司のところに行ったです。総司もお酒を飲んでいたからお酌しに行ったです。  「総司、お酒・・・飲む?」  「莉緒が僕にお酌をしてくれるのですか?」 僕は、笑顔で答えたです。総司は、「ありがとうございます。」といって、僕は総司にお酒をついで上げたです。  「そういえば莉緒は飲まないんですか?」  「一が飲ませてくれないです。」 総司は、何を思ったのか急に黙ってしまいましたです。どうしたですかね?  「そのしゃべり方・・・つらくはありませんか?」 うっ・・・ 痛いところを疲れたです。  「つらくは無いですよ?」 でも、総司の目は納得行ってないって感じです。  「僕の前くらいは、普通にしていいから・・・。」  「なら、総司も普通にしてほしいです。じゃなきゃ、僕はこのままでいるです。」 あっ・・・いつもの意地っ張りが・・・。  「わかった。俺が普通にすれば、莉緒も普通になるんだろ?これが、俺の普通。」  「じゃぁ~僕も!!改めて、よろしく!!総司!!」 僕は、総司と握手をしたです。総司の前では素直になってって、びっくりしている自分がいたです。 でも、この言葉だけはあまり抜けないですね。
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