第二章

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 「莉緒は、今まで何をしてたんだ?」 総司の言葉に僕は、なにも答えられなかったです。  「総司~!!のまねぇ~のか?」  「飲んでますよ、莉緒のお酌でね。」 総司は、僕に笑顔を見せてくれたです。僕は、その笑顔を見て安心していましたです。  「平助、莉緒にはお酒を飲まさないでくださいね。」  「一~どうしてだよ~!!」 一は、胡坐(あぐら)を書いてからその上に僕を乗せたです。  「莉緒が、お酒を飲んだら大変なことになるからだ。」  「どうなるの~?」 僕は、その言葉に興味を持ったです。  「いいか?絶対に、莉緒は飲んだらダメだ。」 一に釘を刺されたです・・・。つまらないです・・・。  「斉藤君、こっちで一緒に飲まないか?」 そういってきたのは、副長の山南さんという人でしたです。
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