: 次の光 :

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「ルーナ お帰りなさい」 椅子に座って外を見ていた女性は、 扉から入った少女達を見るなり顔を綻ばせた。 彼女達の母親である。 「お母様ただいま戻りました」 「お母様!姉様学校の勉強で一番を取ったんだって、すごい!」 少女達は母親に走り寄る。 「まぁ、よく頑張りましたねルーナ。  明後日の誕生日パーティのときに一緒に祝いましょう?」 そう、ルーナ 10歳の誕生日が近付いている。 *************
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