5人が本棚に入れています
本棚に追加
場所は屋敷の中にある祠。
そこは一族が代々契約し続けている聖蛇一族への扉がある。
「お母様、どこへいくの?」
ネーヴェは母の手を引き尋ねる。
こんなに人が揃うことなどめったにないのに。と思いながら。
祠の前には直系の一族が集まっていた。今日はルーナの10の誕生日。
「今から聖蛇の皆様にルーナをお披露目に行くのよ。」
「ふ~ん…わかんないけどわかった」
ネーヴェの目に、祠の前で父のそばにいるルーナが映る。
*************
最初のコメントを投稿しよう!