ただの人間くん

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そして俺はにしわくちゃになった手紙を取り出した。 「見た目は不幸の手紙だな」 「ちがう!肝心の中身を読んでくれよ」 たけるは疑いの目で俺を見ながら手紙を広げた。 するとみるみるうちに目と口が開いてしまい、いっこうに塞がる気配がない。 「こっ、これは。本物だ!!!」 「わかってくれたかぃべいべー」 「調子に乗るな」
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