4人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
桜が散る時期、俺は新しい制服を着て、新しい学校に立っていた。
入学式、俺はいつになく緊張していた。
心臓は高鳴り、手には汗をかいていた💦
👤「新入生代表、松林 新平君」
っと校長の声が響いた。
👤「はい」
同じクラスの男の子が立ち上がった。
俺は式だということを忘れ彼(新平)の顔を見た。
彼は入学式と言う大舞台にも関わらず堂々とした赴きで誓いの言葉を言ってのけた。
緊張していた俺には、そんな彼の姿がかっこよく見えた。
式が終わり、生徒全員が自分の新たなクラスに行った。
そんななか俺は新平に話しかけていた。
👤「新平君って凄いねよくあんなに堂々とできるね!」
👤「ううん、緊張し過ぎて吐きそうだったよ。」
👤「そうだったんだ、あー言い忘れてたけど俺、大地、増田 大地よろしくね、」
👤「よろしく」
これが彼と俺の最初の会話で、彼との出会いだった。
最初のコメントを投稿しよう!