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瑶士は、
俺より大人なのかもしれない。
俺よりも小さいのに…。
「ありが、とう」
やっと涙が止まって、
笑顔が出来た。
そんな俺の顔を見て瑶士は黙ってしまった。
『やっ、ぱり…可愛い…。』
顔を赤らめて言う瑶士の言葉にこっちまで恥ずかしくて、
下を向いてしまう。
瑶士はくすっ、と笑い俺の顔に手を添えた。
『先パイ、いや…悠也さん。
オレの、オヨメサンになって下さい。』
少し、驚いたけど、
返事には困らなかった。
「お願いします……」
瑶士は、優しく俺の額にキスを落とした。
***気持ち/終わり***
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