◇気持ち◇

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****** そして放課後。 俺は居残り。 もう遅いし、 一人になっちまったし…。 「帰りてぇーょ…。」 誰も居ない教室で呟く。 その時、 後ろのドアが控えめに開いた。 「よ―…じ…?」 そこに立っていたのは、 先に帰ると言っていた瑶士だった。 俺は驚いた。 息を切らしている。 どうやら、 走って来たようだ。
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