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白く…
そこそこの広さの部屋
「ん……」
だんだんと体が覚醒していくと共に感覚がもどる
「? どこだ ここ? …………」
いつもと違うまっ白な天井に気付き
ふと 思い出す
「響音!!!」
バッと起き上がり辺りを見回す
「あら 起きたの空? おはよう♪」
「へ…? おはよう じゃなくて!「スイさぁーーん」
「あぁハイハイ 呼んだ?」
と、緑の服に身を包んだ 女性が扉を開け出てくる
「空が起きました~」
「あ、その前に 私はスイ・ハーネット エメリドに属しているわ」
「あ、あぁ 俺は天音 空です…」
「色々聞きたい事あるわよね? すぐ聞かせてあげるからちょ~~っとだけ待ってね」
ニコッと微笑むスイさん…が
「でも!! ここは? 貴女は何者なんですか?」
「最もな意見ね もう少し待ってくれるかな? ちゃんと説明するから」
「だけ「空!!! 悪い人じゃないから 言う事聞いて!」
「………分かったよ…」
「よろしい!」
胸をはる響音 まぁいいや
「ありがと響音♪ 赤虎さん!!」
どういたしましてと微笑む響音をよそに赤い服に身を包んだ男が出てきた
「せやから ワイは桜でええ言うてるやろ?」
「まぁ一応上司ですし…」
「一応ってなんや! あぁ ワイは赤虎 桜【セキトラ サクラ】 桜でええで 所属部隊はルビアや! よろしくな 空!」
「うぇ!? あ、あぁよろしくお願いします」
なんで…俺の名前…、あ、響音か
「なんやかしこまらんでええのに… じゃあ行こか?」
どうやら悪い人じゃあなさそうだ
「は? どこに?」
「知りたいんやろ? 今の状況」
見透かすような目で俺を見る…思わず焦ってしまった
「は、はい!」
「じゃあついてき」
そう言い 俺達は部屋を出る
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