第二楽章 邂逅【デアイ】

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長い 長い 白い廊下 差し込む光に 今は朝なんだと感じる そうだ時間を把握してなかったな まぁいいか 「赤虎さん まだスか?」 「もうすぐしたら着くさかい 後ちょい待てや 後桜でえぇっての ほら ここや」 白く 大きな扉の前 赤虎さんは警護兵(多分)に頭を下げられ 入室する 「王! 空が目覚めたので連れてきました!」 すると、王と呼ばれた人は長い白髪? をなびかせ立ち上がる 綺麗な顔立ちしてっけど、あれは男だ 「桜、お疲れさま そして、おはよう空君」 凛とした風格の中に和やかな雰囲気を絡ませる彼は 明らかに王と呼ばれるには若すぎた
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