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長い 長い 白い廊下
差し込む光に
今は朝なんだと感じる
そうだ時間を把握してなかったな まぁいいか
「赤虎さん まだスか?」
「もうすぐしたら着くさかい 後ちょい待てや 後桜でえぇっての
ほら ここや」
白く 大きな扉の前 赤虎さんは警護兵(多分)に頭を下げられ 入室する
「王! 空が目覚めたので連れてきました!」
すると、王と呼ばれた人は長い白髪? をなびかせ立ち上がる
綺麗な顔立ちしてっけど、あれは男だ
「桜、お疲れさま そして、おはよう空君」
凛とした風格の中に和やかな雰囲気を絡ませる彼は
明らかに王と呼ばれるには若すぎた
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