第一楽章 序曲【ハジマリ】

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「色々試すか 耳貸せ響音!」 「何?」 「了解! 無理しな「こっちの台詞だ 絶対無理すんなよ?」 む、む~…」 と、言うと同時に二手に別れる まぁ最初の実験 「さぁ どーでる?」 俺は自慢じゃないが 目は良い あらゆる視野から物質をあらゆる角度から見たように把握出来る ホークアイとか言ったかな? これでとりあえずは見分けてみる …………ちょうど半分に別れた やっぱりどっちかを狙ってるって訳じゃないか 「おし、飛び込んで来い響音!」 「分かってる!」 ドォオオンと壁を蹴り破ってくる さぁかかれ ガラガラガッシャアアアン 「ギャアアアアアア」 「おし! 成功!!」 「いつの間に…」 そう、巨大なトラップ 壁が壊れた衝撃で鉄骨やらが降り注ぐ 「どれだけこの辺りぐるぐる回ってると思ってんだ? 普通出来るだろ?」 「空ぐらいしかできないわよ…」 「半分ぐらい減ったか?」 「そう……みたいね?」
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