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「よし、じゃあ次の実験だな!」
バコォオオオン
突如目の前の壁が砕け 数倍の数現れる
「グラァアアアアアア」
「しまっ「空危ない!! きゃああっ」
ボキィイイ
「響音! 響音!!」
俺を庇ってあの怪力をまともに受けた
嫌な音が響き渡る
どうやら響音は気絶したみたいだ
「チクショウ!」
俺は響音を背負って逃げる
だけどもう逃げ道なんてない 諦めるのは嫌い だけど…
チクショウ
チクショウ チクショウ!!
なんなんだよ こいつら!!
「ガァアアアア」
もう 駄目か… 俺は目を瞑る…
ごめんな 響音
トーーーン…………
澄んだ 音が 聴こえた
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