Brioso 日々

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「やっと始業式終わりだ」 俺はガイダンスが終わった後にそう言うと、隣の席にいる辰にそう言った。すると辰は軽く伸びをすると、俺にこう言った。 「それじゃぁ、行くか」 「おう」 俺は張り切ってそう言った。 偶然にも学校の近くに、手頃なファーストフード店がある。俺は登校中に何回かみかけているので知っている。俺はそこで、軽くドリンクとハンバーガーを買い、ファーストフード店で日当たりのいい場所に座った。そしてドリンクで軽く乾杯をした。 「かんぱーい」 俺はそう言うと、辰はそれに付け加えるようにこう言った。 「俺たちの友情に、乾杯」 そして俺の頼んだコーラを飲む。辰は何を頼んだのだろうか。 「それにしても、同じクラスでしかも隣同士なんて、偶然って怖いね」 俺は辰にそう言った。すると辰も俺にこう言った。 「そうだな、やっぱり運命的な何かか?」 俺はその言葉を聞くと、妙に白い場所を思い浮かべそうになるので、辰にこう言った。 「それは勘弁だな…」 俺は尻下がりの口調でそう言った。すると辰はこう言った。 「でも、本当に嬉しい」 辰はさっきよりも、穏やかな笑顔を俺に見せた。俺も辰にこう言った。 「そうだね、同感」 そしてしみじみしていると、俺の視界に時計が入った。時計の日時から今日は土曜日だと言うことを、初めて俺は理解した。そして俺はこう言った。 「今日は土曜日か…」 すると辰が俺にこう言った。 「優翔お前やっぱ壊れたか?」 「だから壊れないって!」 俺は強い口調でそう言うと、辰に続けてこう言った。 「明日日曜日だし、この学校全寮制だし、辰俺の所に来ない?」 それを聞いた辰は、あっさり頷いてこう言った。 「うん、いいぜ」 俺はやった!と内心ではガッツポーズを決めていた。
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