白雪咲夜の存在。

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……――「じゃあ…梨栞、莱来依、俺が先回りしてるから獲物の誘導よろしくな。指定の場所に居るからそこを目指して来てくれ。あんまりダメージをあたえると…」 「スト―ップ!!ストップストップ!!ウチはともかく梨栞先輩だってそれくらい分かるから!もう!心配性だなぁ!」 「ご、ゴメンッ…」 「はぁ――――………でも、この作戦を考えた咲夜は凄いよ!見直した!流石最強ランクの持ち主ね!梨栞先輩!確率的にどれくらいですか!?」 「そうね……6~70%ぐらいかな…。あの品種のだと…。」 「梨栞の言う通り、確かにあれくらいデカイと光の射てで精一杯…確率的にも低いが、そこはあんたら2人に任せる。」 「その間に…」 「咲夜の遠距離魔法で…ね。」 「一か八かだが、やるだけやろう!」 「成功したら~!!」 「給料貰いまくりね!」 「だが、失敗したら…保障は出来ないから自ら障壁を作った方がいい…。こいつは鎌鼬ブレスしか出さないだから下に避けるより上に避けた方がいい。忠告は以上だ。」 「あとは念話ね!」 「それじゃ…!」 「あぁ」 「行くわよ!」 ――――………「ちっ…予想はしてたけど…」 ドゴンッ!! 「かなりヤバい…!…わっ!?」 ヒュゥゥ―! 「梨栞先輩ッ!?ちっ…!プラクテ、ビギナル…!ウエンテ!(風よ)」 ブワッ!…シュタッ! 「ありがとう…!助かったわ!」 「い、いえ!とんでもない!!」 「さぁまだ居る……行くよ!」 「はいッ!」 ……………「よし、これで準備万端!あとはカウントしてやるだけか…。」 ザザッ…!! 「ん…!?」 「さ…ら…!!カ…ン…して!!」 「わかった!!」 集中しろ……向こうでは今の通信(念話)が、あぁなんだ…今はこの魔法を全力全開に…!!! 「行くよ!バスターモード!!モードⅡ!!魔力増大!!カウント…!!……Ⅹ……Ⅸ…Ⅷ……Ⅶ……Ⅵ…Ⅴ…Ⅳ……Ⅲ…Ⅲ…Ⅲ… 「ど、どうしたのよ!?」 「無理してるわね…あのモードはいくら最強ランクの桜でも無理に近いわ……」 ……ハァハァ…チッ… 「桜次第…なら…………!!」 「どうしたの?莱来依ちゃん」 「今、いい事思い付いた!」 「えッ!?」 ……「えッ――――!?」 「これは難しいけど、それだけの事なら桜を助手できます。」 「うん―――…」 「やっぱり…」 「いや、やるわ…やるだけやりましょう!」 「え…あ…はい!!」
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