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放課後－
今日は授業もなく
自己紹介、
部活動自己紹介
いわばどこにでもある
普通の入学初日であった
（さ、別に用はないから帰るか…)
そー思って席を立った
その時
「あ、あの!!」
目の前には見知らぬ男子
「ん…な、なに?」
「…友達なんない?」
来輝は一瞬にして
全てを悟った。
「おう!!俺達は友達だっ!!」
（しゃあっ!!友達１人目っ)
よく見ればこれが美少年と
言うのではないのだろうか
女性のように長い髪を
後ろに束ねている
容姿は読者様の
ご想像通りでございます
｢作者手ぇ抜いたっ!?｣
細かいことを
気にしてはいけない
「来輝君…だよね。
僕の名前は律（りつ）。君は?」
意外にも
積極的なやつらしい
「俺は来輝。
よろしくう!｣
｢よろしく!!｣
２人は熱い握手を交わした
｢悪ぃけど今日は
用事あるから帰るわ」
律は少しシュンとしながらも
その顔は笑顔で…
「そう、またね」
「じゃあな!!」
その瞳の奥の哀しみを
来輝は知る由も
なかったのだろうか－
｢なんかラブコメにっ!?｣
今日は料理当番だった
……帰り道
もう夕暮れ時だ
「にしても初日から
友達できるとは…」
後ろからジャリ、と
足音がした
「来輝」
背筋が凍るような声
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