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私は何者かにぶつかりピチューンという電子音が聞こえ私は膝から崩れ落ちた。
増えた足音正体は悪霊ではなく人間だったようだ。
しかし、いくら待とうとも私は衝撃を感じない。
気付いた時には、私の顔はたわわな果実に挟まれていた。
きゃあという黄色い悲鳴が上がる。
その瞬間、私の血液という血液が津波の如き勢いで私の息子に流れ込む。
そして、それは瞬く間に荒れ狂う獅子へと姿を変える。
体中の感覚がそれへと集中し、私の頭はただの飾りへと成り下がる。
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