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しばらくまた話をしているアミリアさん。
すると話の途中で鐘の音が聞こえる。
これは授業終了のお知らせだった。
「ん・・・・。それじゃ今回はここまでね。次は実技だから始まる前には外に出てなさいよ。」
アミリアさんそう言葉を残すと教室からでていった。
さて早く教室からでないと・・・・・
「やぁ何処に行くんだい?落ちこぼれ君。」
やっぱり来やがった・・・。
「次の授業外で実技だろ?だから外に行っているんだ。」
不機嫌な声で俺はそう返した。
「相手を傷つけられない落ちこぼれには必要ないのでは??」
ウェルがニヤニヤと笑いながら言った。
・・・・・・やっぱりコイツ嫌いだ。
一刻も早く外に出ようっと・・・・。
俺が無視して外に出ようとするとウェルは気に食わなかったのか、近くにあった物を投げてきた。
そんな遅い速度なんか後ろ向きでも避けれるって・・・・。
俺は少し横に移動して避けようとしたその時、前に女子生徒の姿が目に入った。
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