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1976年…昭和51年 花ヶ濱市最高齢記録表彰。お馨百二歳。
1982年…昭和57年 3月1日。散歩の途中、花ヶ濱高校裏の浜辺でしゃがみ込み眠っているように臨終している所を 、
散歩から戻って来ない馨を探しに来たひ孫の尋三が発見。
老衰と見られる。
最期に言葉を交わしたのは、孫の藍一郎。使い古した竹刀を杖の代わりにして散歩に行こうとしたお馨に、
「杖ならこの間、こさえてやったろうっ?あれを使えばいいのに。」と問うた。 その際、お馨は、
「これの方が、儂の手足にも性にも合っとるんじゃ。」と答えたと言う。
事実上、これがお馨の最期の言葉とされている。
仲川 馨 1982年 3月1日 老衰にて逝去。 享年百八歳の天寿を全うした。
以上、お馨さんの伝記でした〓
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