え?親日派の魔法使い

4/6
前へ
/127ページ
次へ
「あ、きがついた!!よかった~」 端整で神秘的な顔立ち、青く澄んだ目に、長くきれいな金の髪。 どうやらこの少女に助けられたらしい。 「目が覚めてよかったです~、あ私の名前はアルエッタ=リン=マルシアス、アリシアと呼んでください」 僕は彼女の服装が気になってそれどころではなかった。 くろくぶかぶかでつばの大きい黒い帽子 地面に軽くついているおおきく黒いローブ そしていまはあまり見ない古いデザインのほうき その姿はまるで・・・ 「・・・魔法・・少女?」 「はいそうなのですよ、よかったらあそこでお茶でもいかがですか」 彼女が指さす先は橋の下、橋の下には小さいテント きっと危険な人だ近づきたくない。 僕はダッシュで逃げだそうとした。 足がまったく動かせない。 「魔法少女ですから」 「はぁ」 結局僕は彼女のテントで彼女の話を聞くことになった。
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加