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「あ、きがついた!!よかった~」
端整で神秘的な顔立ち、青く澄んだ目に、長くきれいな金の髪。
どうやらこの少女に助けられたらしい。
「目が覚めてよかったです~、あ私の名前はアルエッタ=リン=マルシアス、アリシアと呼んでください」
僕は彼女の服装が気になってそれどころではなかった。
くろくぶかぶかでつばの大きい黒い帽子
地面に軽くついているおおきく黒いローブ
そしていまはあまり見ない古いデザインのほうき
その姿はまるで・・・
「・・・魔法・・少女?」
「はいそうなのですよ、よかったらあそこでお茶でもいかがですか」
彼女が指さす先は橋の下、橋の下には小さいテント
きっと危険な人だ近づきたくない。
僕はダッシュで逃げだそうとした。
足がまったく動かせない。
「魔法少女ですから」
「はぁ」
結局僕は彼女のテントで彼女の話を聞くことになった。
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