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この時僕は本能的に二人を止めようと思った
紫音「待って!」
天音「何故止める必要があるの?」
紫音「だって……今こんなことでいちいちことを起こしてたらいざという時に差し支えるから…」
天音「確かにそうかもしれない…でもね私は許せないの!仲間…いや紫音の場合は家族ね…それを傷つけた奴のことは野放しにはできないのよ!」
いつになく本気で怒っているみたいだけど…やっぱり駄目だね
僕は少し間を置いてからこうつげた
紫音「だったら僕が止める」
自分自身なんでこんな無謀なことを言ったのかわからない…一度も勝てたことの無い天音に勝ち目は薄い…しかしそれ以上に
天音「本気で言っているのかしら?」
紫音「当たり前だよ!僕はいつでも本気なんだから!」
天音「なら、仕方ないわね?死ぬ覚悟ぐらいはしてなさいよ!」
紫音「死なないもん!ていうか負けないから!」
僕は負けない…今まであんまり本気で戦ったことなんて無いけど…今回ばかりは負けないと言った以上勝つ!
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