プロローグ

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とある街 そこの高台の上に建っている一つの高校 『県立蒼明高校』 進学校でありながら文武両道である高校 ただこの学校には一つ変わった校風がある。 『やりたい部活をやれ、なければ作れ』 そんな無責任な校風のおかげで数多くの部活が生まれては消えていく…… そんな群雄割拠する校内の中で唯一と言っていい程に関わりのない部活があった…… それは第二校舎 そこの最上階にある図書室を活動の場としている部活『蒼明高校文学部』 活動実態が霞みがかったような部活である その部活の中の唯一の男子部員である奥手少年の恋物語である。
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