第二章

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その後は、楠原、滝ケ崎、曉、俺といった順番でスムーズに自己紹介は進んで 『では、これで交流会説明会を終わります。』 無事に集会は終わった。 部屋に着いて、交流会の荷物を纏めていれば、プルルッと携帯が着信を知らせた。 画面を確認すれば、努の名前が表示されていた。 通話ボタンをポチッと押せば 『まじ、萌えるよな。』 携帯から不気味な単語が聞こえた。 『まじ、お前、慎介と同じ班なんだって?しかも、風紀委員長と副委員長にワンコ書記もいるとか、さすが王道っつーの?これ、総受けフラグ立っちゃった?さらには親衛隊隊長いるとか……。早くいじめられねーかな。あー、間近で見られないのが非常に残ね…ツーツーツー』 「……………。」 まだ話し続けようとしていた努には悪いが、ブチリと通話を終了させてもらった。 早口すぎて何言ってんのかわかんねぇし。 よくわかんねぇ用語も出てくるし…
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