『事の始まりはお父』

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――――・・・ 翌朝、うちは荷物を持って家の前にいる 「ほな、がんばりや菫!」 弦弥姉さんが綺麗な顔でにっこり笑う うぅ、そんな顔でみないでぇ・・・(泣) 『いってきまーす・・・』 うちはやる気のない声で言う お父と弦弥姉さんは 「「行ってらっしゃーい!」」 と満面の笑みである。 かくして、うち、向坂菫は京都へ旅立つ事になった―――
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