第一章

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そんな王道学園に、昨年、可愛い桜花をぶち込んだ。 理由? んなの、桜花が王道主人公に相応しいからに決まってんだろ。 ここまでくれば分かったと思うが、俺は属にいう腐男子だ。 じぃっと学園を観察していると、門の向こう側から黒いもっさり頭のオタルックな生徒が走ってきていた。 その黒いもっさりこそが俺の可愛い弟、神崎 桜花。 遠くから見てても可愛い。 てか、顔がにやける。 「兄貴っ!!!」 真っ先に俺の元へ走ってくる桜花。 そして、 「こんっの馬鹿兄貴がぁあぁぁぁ!!!」 物凄い勢いで跳び膝蹴りを喰らった。
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