大学受験体験記

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あと、そん時に思い出したのが、おふくろに貧乏って言った夜のこと…   俺って、学校帰って母親がいるなんて当たり前だと思って育ってんだよ 母親も働きに出て家に帰るといないって家が多いってことは、結構後になって知った こんなババアどこも雇わないんだろwwwとか思ったけど 今になってみれば、わざと働かなかったのかなと… 働いて金稼げば、旅行も少し贅沢出来るんだろうし 洋服とかも買えるんじゃねぇの? だいたい俺が欲しいって言えば、無理しても買うくせに 自分の洋服とか買ってんのかよお前www おふくろはいつも家にいるから 俺は他のヤツよりもたくさんの愛情を注いでもらった 俺は他のヤツよりもたくさん笑ってるおふくろを見てきた 俺は他のヤツよりもたくさん一緒にいる時間を過ごしてきた 金があっても出来ないことをしてもらったんだな 金がないよりおふくろいねぇ方が嫌だろうしなw 消防や厨房にとって、いつもすぐそばに母親がいるっていう、この安心感といったら 反抗期で『お前来んじゃねぇよ』とか何言ってもそばにいるしな 『お前消えろ』とかって、マジで消えていいヤツか、言っても消えないって確信がねぇと言えねぇよなw だから俺も安心しておふくろに悪態ついてたんだろうな これがおやじの作戦か? おかげでしっかりマザコンに育ったじゃねぇかwwwww そんなことを思い出して、親孝行とかしてねぇ自分に気が付いた 親にもらった愛情を、親孝行なんて陳腐なもんで返せるわけもねぇけど 利息くらい払っておくかw 国立受かったら、恐らくおふくろは泣くだろう 目汁出させてやんよwww ついでにおやじも涙目か?www
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