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「嬉しいな。憧れてたんだ。佳冴くん、祐華ちゃん、よろしく。」
「よろしくお願いします。お兄ちゃま。」
もう、メロメロの卓。
そんなに、嬉しいのか。
「今まで、章吾伯父さんが?母さんも、こんな嬉しいこと内緒にしとくなんて。」
なんか、うちの長男大丈夫だろうか?
あまりにも素直すぎて…
「もしかして、入院してたのは。」
「いや、入院は体力がなくなったからだ。腕を無くすほど愛された時らしいよ。」
そ、そんなあからさまに…。
素直な卓は頷き、美千留は明後日の方向を見ている。
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