高校デビュー

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「えぇと……あなたは?」 「あっはい、このクラスの久血鬼なんですけど…」 「ちょっと待ってねぇ 久血鬼、久血鬼…」 担任だろう俺より少し小柄の女性は名簿で俺の名前を探している それで見つけたのだろう、空いてる席を指差しながら 「久血鬼君の席はそこね」 と教えてくれた。 その場所は、我ら生徒の聖域、窓際の一番後ろだった。 笑顔で 「ありがとうございます。」 と言うと担任は顔を赤くしながら俯いた 風邪でも引いてるのかな?など考えながら早速席について寝ようとしたら前の席の奴が話しかけてきた 「よぉ 入学そうそう遅刻か」 「仕方ねぇだろ 寝坊しちまったんだから」 「まぁいいや 俺、上風 勇也(かみかぜ ゆうや)ってんだ。よろしくな!」 「あぁよろしく 俺の名前は 久血鬼・ジョン・○ナーだ」 などと冗談をかましたら 真に受けたのか知らないが 「マヂで!? スッゲェ!何々!?家にT-800とかいるの!? 審判の○っていつ!? てか本当にスカ○・ネットってあるの!? 教えてよぉ なぁいいだろ?なぁなぁ」 「だぁ うるせぇ! そこで寝てろ!!」 「ヌビャレバ!?」 初対面の奴だがこの余りのウルささにウザくなったので 4分の3程度コロしておいた えっ?ほぼ全ゴロしだって? 気にしない気にしない(=゜ω゜)ノ
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