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鬼心伝を書き始めたのは、中学三年生の時の春だった気がします。
そのころの私は中二病全開で、そんな中二病の全開だった私は毎日色んな世界観を作り、色んなキャラを作り、色んなストーリーを構想していました。
そして、そんな時初めてライトノベル読んで、それに触発されて書き始めたのがきっかけでした。
恐らく気が付いてる方も多いと思いますが、そのライトノベルの作者というのが西尾維新さんです。
なので、その西尾維新さんの影響を受けに受けまくっていた初期は、よくレビューやら一言やらにパクリだの似ているだのなんだの書かれていましたね。
いや、全くその通りだと思います。はい。
もちろん、一応オリジナルの設定は付け加えて完全なるパクリはないようにしていましたが、それでも影響というのは計り知れない。
自然に文章に出て来たり構成に現れたりしてしまうものなんですよね。
そして、一ノ巻の執筆期間が一ヶ月。
ニノ巻の執筆期間が二ヶ月。
三ノ巻・上の執筆期間が四ヶ月。
んでもって、三ノ巻・下の執筆期間がなんと約三年(笑)
いやはや、長い旅でしたよ、本当。
この三年間は、部活やら生徒会やら受験やらバイトやら実習やらで、とても忙しい期間でした。
何度か長期休載を挟みましたが、それでも無事完結できたことが、私はとても嬉しいです。
振り返って過去の作品を読んでみれば、文章が稚拙過ぎたり、キャラが定まってなくて変なことしていたりと、本当に恥ずかしいばかりです。
それでも、最初に比べたら少しは描写が上手くなってきたかなとは思っています。
相変わらず戦闘描写はアレですが……汗
戦闘描写につきましては、結構色んな方からご指摘を頂いて、自分なりに改善してきたつもりです、はい、これでも……汗
自分的には、球技大会後の後夜祭での雅心VS雪渡の描写が気に入っています。
他の戦いはね、うん。
化け物同士の戦いばかりで、常識を超越したファンタジーな戦いばかりだったので、とても辛かったです……汗
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