第一章:始まり

4/11

8人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
「霙ー!!教室戻ろっか!」 「うん!」 この元気な女の子は、“相沢 美緒”あたしの大切な親友なんだ。 幼稚園から一緒で、家族みたいに付き合ってる。 あたしと違って、すっごい美人なの! 「2年生も同じ4組になれて嬉しいよ!」 「あたしも!美緒がいなかったらあたしクラスに友達いないよ…。」 「大袈裟だよー。そんな人懐っこい笑顔して」 と言って、あたしの頬っぺたを突く。 「相変わらずプニプニしてる!!気持ちー!!」 「肉があるから……。あーあ。」 「そんなことないのに…。肌が綺麗だから!」 「全然そんなことないよ………💧」 あたし達は平凡な会話をしながら、教室に向かった。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加