第一章:始まり

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朝来た時にクラス分けは発表されてたんだ。 また、担任の先生は同じ人だった。 優しいけど、熱くるしい…林 稲哉(はやし とうや)と言う、男の先生。 クラスの初めの席は、名前の順だから、美緒とあたしは遠い……。 教室に着いた瞬間、というかほぼ同時に、担任が「席着けよー」と入ってきた。 場所を確認して席に着いた。 先生の話があって、連絡や宿題を提出して今日は終わった。 「霙!帰ろー。」 「あ、うん!ちょっと待ってね。」 あたしはパパッと用意をして、美緒と一緒に帰った。
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