第一章:始まり

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あたし達はあまり恋の話はしたことがない。 今時珍しいかな?? いつか、いっぱいしてみたいな…。 ちょっとしたあたしの夢。 「じゃあね。また明日!!いつもの時間に待ち合わせで!!霙!バイバーイ!!」 「うん!!バイバーイ!!」 家に帰るとすぐに、あたしは自分の部屋にこもり、裁縫をする。 あたしの趣味は、手芸なんだ。 今は鞄を作ってて、毎日ちょこちょこ進めてく。 趣味の時間は、他のことを忘れられるんだ。 でも今日は、宇地先生のことを考えてしまっていた…。 考えるほどわからなくなる…。 何なんだろう……この気持ち………。
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