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2人で楽しくランチを食べていると 憎たらしい声がした。
松平「知佳!」
とびっきりの笑顔を浮かべ 知佳が声のする方に振り返る。
唯『おやおや…王子様の登場か?』
私の大きな呟きに気づかず 知佳は立ち上がった。
知佳「碧人!こっち!」
知佳の姿に碧人がやってくる。
180センチはある大きな男は 爽やかな笑顔で知佳の傍に来ると 彼女の頭を軽く撫でた。
ヤツの名前は マツダイラ アオト。知佳の年下の彼氏。
唯『アホト 仕事は済んでの休憩?』
松平「はい。バッチリですよ♪知佳とランチしたくて頑張りましたから。」
自信満々に答えるヤツに 余計 腹が立つ。
松平「あっ…歳のせいで覚えられないのかもしれないですが アホトじゃなく アオトですから♪」
知佳「碧人っ!」
唯『この~若造があぁぁ!!お前なんかに 知佳は渡さんっ!!』
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